スイッチ回路チェックの必要性
照明の導線設計
これ、しっかりと考えてますか?
設計者や施工業者に全て任せてあるので自分で考えてない。
設計者や施工業者からの提案を基に一緒に考える。
専門家から要点やアドバイスをもらい、導線に基づいた、センサーやタイマースイッチを考える。
スイッチ回路計画をしっかりと考えた空間設計が少ない理由
照明器具の選定は考えたが、スイッチまでは手がまわらなかった。
スイッチは電気屋さんが良いものを決めてくれると思っていた。
スイッチを付ける場所も
電気工事屋さんが考えてくれると思っていた。
スイッチ回路の提案がなかった
そもそも回路計画を考えるという発想がなかった
後から気が付くスイッチ回路の重要性
どの器具とどの器具をまとめると良いかを想像するのは難しいもの
まして、機能スイッチを併用することを考えたこともない。
せっかく選んだ照明器具は何の為に選んだのか?
明るさを取る道具ではなく、何かを演出する大切な役割があるはず。
そこを考え設計するのがスイッチ回路設計の要です。
同一空間に3つ以上のスイッチがある物件は、スイッチ回路のチェック対象。
「照明でシーンを作る」ということを考えてみませんか?
シーンがある空間を手に入れませんか?
1. スイッチ回路のこと
照明器具が存在する空間設計において"スイッチ計画"は建物の基礎工事と同じ
同一空間で、4つ以上のスイッチを設置する場合、
回路チェックは予想以上に重要な枠割を担います。
空間デザインやインテリアを引き立てる良し悪しを決めるには
光のバランスを考える
光のバランスを考えるには、光の役割と効果を分けて組み立てる必要がある
光の役割と効果を考えるには、
● ベース照明 (基礎となる照明)
● 演出照明 (空間に華を持たせる)
● 重点照明 (空間の華を引き立てる)
この3つを組み合わせる
光のバランスを整えるには「スイッチ設計」が必要
その基盤となるのが 「スイッチ回路」 です。
2. ゾーニングとの関係のこと
心理に訴える “光演出” を
実行する設計を指す。
心理に訴える “光演出” には、スイッチ回路の組み立てが重要な要素となりますが、組み立てのポイントがあります。
● 壁の演出① (壁面素材など壁全体演出)
● 壁の演出② (絵画など部分演出)
● 基礎照度を確保する (ベース照明)
● 小物など何かをフォーカスする (演出照明)
● ダイニングテーブル (重点照明)
基本的には「視覚照度」を確保するために
鉛直面の視野角に入る素材を演出するための光。
但し、飲食店や住宅のダイニングテーブル上のひかりは平面で考える。
の2つ。
心地よさを助長する光の演出は「ゾーニングの光のバランス」が良し悪しを決めるポイントです。
3.シーンコントローラースイッチのこと
心理に訴える “光演出” を実行する設計を指す。
ここ数年で、照明のスイッチがとても進歩して、価格も安くなりました。使いやすく、便利で、スタイリッシュ。使わない手はありません。
各照明器具メーカーで販売しているシーンコントローラースイッチですが、機能や接続回路数に制限があります。
回路分けを行い、ゾーニングも決めた。
これで、シーンコントローラースイッチを使いゾーニングに合わせた回路の光を自在に操ることが出来るようになります。
調光スイッチを沢山つけても、朝と夕方、夕方から深夜までの時間帯で、毎日調光スイッチをこまめに調整する人なんていません。
それを自動で可能にするアイテムが、
「シーンコントローラースイッチ」 です。
スイッチ回路チェック希望の方へ
住宅、店舗問わず、同一空間で3か所以上のスイッチ回路を有する空間